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思い出サルベージ、感想文
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感想文ってお前は小学生か!?とゆう感じですが。
思い出サルベージ超個人的感想文、長いのでお暇つぶしにでもお読み下さいませ☆

以下、本文からの抜粋です。

***
そしてなんてことのない写真の大切さを改めて実感しました。
なんてことのない写真の愛おしさ。
泥だらけの写真の中からたくさんの愛情を感じてきました。

知らない誰かの目線、感情、被写体に向けられた愛情。
いろいろな種類の「写真」がありますが、こころの支えになるのはこうゆう写真たちだなぁと思いました。
 

ずっと思ってたことだけど、それをすごく実感しました。
より多くの方の手元に思い出をお返したい、これが想い願うことのすべて。
そしてこれはほんとうにどんどん進めないとあっとゆうまに写真の劣化が進んでしまう、とゆう実感。
考えている以上に写真たちは痛んで行くようです。

***写真は洗浄された写真をほしているところです。この山元町の思い出サルベージはどんな状態の写真もすべて洗浄するとゆうのが特徴のひとつでもあります。***


■以下超個人的感想文(長いです)ってそもそも感想文は超個人的なもの■

何か問題点のご指摘やご気分を悪くされた方いらっしゃいましたらコメント欄へご連絡下さいませ。




***

3/11以降何か自分に出来ることはないか考えていて、
そのうち自分が好きだったり得意なことでなにか力になれることはないだろうかと思っていました。


現地で写真を救うプロジェクトや富士フィルムさんなどメーカーさんなどのプロジェクトは見つかったもののどうやって参加できるのかな・・とゆう感じ。
とゆうところにsenseから「思い出サルベージ」のお話をおうかがいしました。

是非参加したいと思いつつも前回は参加出来ず、今回初参加することができました。
この参加はみなさまのおかげで実現出来たものです。ありがとうございます。


***

出発前に前回のデータ等見せていただき感じたことは「ここに写っている方のほとんどはもういないんだ」
とゆうとてつもないやるせなさと悲しさでした。
一言で「思い出」とゆってもその一枚一枚ひとりひとりの背景を考えると、
思っていたよりこのプロジェクトがいかに大きくて誰かの心に寄り添うもので、
時間がたち夏が来て大切な写真が痛みきってしまう前に多くの写真を救わないといけないと強く感じました。


さてそんな感情を持って、出発前日あまりにふくらはぎがつるので「これ12時間ドライブ耐えられないな」と思い整体かマッサージに行くことにしました。
とゆっても京都の神の予約もとっていないし、電車に乗る気分になれなくて大阪の神の店にもたどり着けず近所の整体をのぞいてみたら休み。仕方なく商店街を歩いていると小さな個人経営のリラクゼーションサロンの看板を見つけました。


そこにあるチラシに「初回割引券」がついていたこともありそのまま「今から大丈夫ですか~~」と電話。
「大丈夫ですよ~~」とゆうことばと、初めてのお客さんに対する感じの良さと誠実さに施術をお願いすることにしてビルをてくてくのぼっていきました。


感じよく整えられたサロンにて初めましてのカウンセリング。
これこれしかじかで・・とどうしてほしいかを伝えちらりとボランティア行くのに長距離ドライブが・・その時山元町へ向かうことをお話ししました。


半分くらいマッサージの時間が過ぎたころでしょうか、
おねえさんに先ほど書いたようなサルベージされたデータを見た時の感情をお話ししました。


すると「わたし以前山元町で働いていたんです」とゆう驚きのおことば。
そしておねえさんの元同僚の方で何人もまだ行方不明の方がいらっしゃることを話してくださり、
「そのひとたちのものが何も残っていなく、なかったことみたいになっているのが悲しくてもし写真が一枚でも見つかるのならうれしい」とも話してくださいました。


自分のこころの持って行き方があやふやだったのですが、
そのおねえさんとの会話ではっきりとわかったような気がしました。
今回自分が行ってやるべきことと、その考え方、こころの持ちかた。
(なにごとにおいてもこころの持ちかたと考え方がとても大切だと思っています。)


出発直前の出来事にとてもびっくり。
いつも突然あらわれる「偶然」にわたしは引き上げられている気がします。
そうゆうことがあると「あ、こっちでいいんだ」と方向の確認と確信が持てている気がします。
話がずれましたね。^^;スミマセン


そんなこんなな時をすごして深夜3時、自宅付近でsenseにピックアップしてもらい宮城県へ向けて出発。
昼過ぎごろ仙台に到着しいろいろと宮城県を回ってみたり山元町へのルートを確認したり、
牛タン食べたりして就寝。
土曜日の朝から思い出サルベージの現場へ向かいました。


今回思い出サルベージでは1日目はアルバムの複写、2日目は写真の洗浄をさせていただきました。
1日目の複写では、前回から変わった点を(場所等)できるだけ快適・簡単に・キレイに撮影出来ないかな、
とゆう考えでセッティングをし複写を。


二日目の写真の洗浄、これほんとうに体験する事ができてよかったと思います。
どちらも大切でかかせない役割ですが「写真を洗う」とゆうこの出来事はとても大きかったです。
今まで洗ってきた写真はほとんど暗室作業の時だけのような気がします。
仕上がりのワクワク感のあるあの行程です。


しかし今回の「洗う」は違いました。
いちまいいちまい、泥だらけの写真をあらってゆく行程。

ほとんどの写真が泥と海水をかぶっており、時間のたった写真たちは表面が溶けはじめて裏にはカビが。
少しふれると像が消えて行くこともしばしば。
ばらばらになってしまったアルバムの中には保護フィルムおかげでどうにか像を留めている写真もありました。

フィルムをはがそうとするとみるみる像が溶け出すのです。(そういったものは無理にはがさずそのままにしました)


言葉で書いてもあまり想像できませんね。


そのなかからなるべく顔や景色の姿をとどめているものを見つけると「これはぜったい残さなきゃ」とゆう思いが湧いてきます。
この洗浄をされた方なら同じような感覚を抱かれたのではないかと感じます。
それが直接自分の手によって洗われ、像が残るか残らないか分からない、けど残したいとゆう気持ち。


誰かのもとへ返ってほしいと願う気持ちはずっと変わりませんが、
複写は必ず像が残りますから(そのための複写でデジタル化)この感覚は洗浄の時に生まれたものでした。


***

そしてなんてことのない写真の大切さを改めて実感しました。
なんてことのない写真の愛おしさ。
泥だらけの写真の中からたくさんの愛情を感じてきました。


知らない誰かの目線、感情、被写体に向けられた愛情。
いろいろな種類の「写真」がありますが、こころの支えになるのはこうゆう写真たちだなぁと思いました。


ずっと思ってたことだけど、それをすごく実感しました。
より多くの方の手元に思い出をお返したい、これが想い願うことのすべて。


そしてこれはほんとうにどんどん進めないとあっとゆうまに写真の劣化が進んでしまう、とゆう実感。
考えている以上に写真たちは痛んで行くようです。


山元町までいかなくても「ハートプロジェクト」とゆうプロジェクトで東京などで洗浄の活動をされているボランティアなどもあるようです。
ご興味のある方はよかったらHPなどのぞいて見てください。

わたしも何かできないかな?

***

自分にとって「たいせつな人」は関係性や立場が変わっても変わらず「たいせつな人」で
もしそのひとと離れてしまっても、会えなくなっても、その「思い出」は必ずじぶんのものであり宝物だと思うのです。

そんな積み重ねで生きているんだと実感します。

***

長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
いろいろとご協力いただきましたみなさまへ♥つきで感謝を♡
メールやコメント、twitterでお気遣いいただきましたみなさまありがとうございました。

そしてわがパワフルお師匠sense,お疲れさまでした&ありがとうございました。
今日はゆっくり休んでください。


以上、「思い出サルベージ」感想文でした。


by caby-m | 2011-07-06 00:50 | 日々のこと
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